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歯医者の治療のなかでも「歯根治療(根管治療)は費用が高い」といわれています。歯根治療で受診する人も多くは、虫歯が歯髄に到達し激しい痛みが起きているケースです。
そのため、一刻も早く痛みを取り除いて欲しいと考えていると思います。歯根治療を行ううえで「どの程度の費用がかかるのか?」、また、歯医者を選ぶ時のポイントも解説します。
歯根治療(根管治療)とは、歯の内部に入った細菌を除去する治療のことです。痛みや腫れなどの症状を取り除くことをいいます。歯がズキズキと痛むのは、虫歯が原因で根管のなかに細菌が入り炎症を起こしている状態です。
歯根部分には神経や血管が通っている場所です。そのため、虫歯の原因菌が歯根部分に入り込むと、冷たいものを飲んだときに痛みが出てきてしまいます。そのまま放置すると、細菌が広がってしまう危険性も考えらます。そのため、歯の神経を取り除き、根っこ部分を消毒し無菌状態にする歯根治療を行う必要があります。
歯根治療は削って詰め物をするだけの簡単なものではありません。細菌に汚染された根幹部分の汚れを、ファイルと呼ばれる機器を使い何度も取り除きます。細菌が残らないように慎重に治療するため、歯科医師の高い技術を必要とします。
歯根治療は一度ではなく、何度も治療に通う必要があります。そのため、時間もかかり患者さんにとっても負担がかかります。それでも、根管のなかに入ってしまった細菌をしっかりと取り除かないと、再発してしまうリスクもあるのです。
歯根治療にかかる費用は、歯医者によっても変わってきます。
保険診療の場合、患者さんの負担は2,000円(1回あたり)からが目安です。
自費診療の場合、歯の部位によっても異なり、一番安い前歯でも60,000円~となります。他にも、歯根治療で土台を作るのに20,000円の費用がかかります。
歯根治療の費用相場はどのように変わるのか、具体的に説明していきたいと思います。
歯根治療を保険診療・自費診療のどちらで行うかによって費用相場が変わってきます。
例えば保険であれば3割負担が基本です。
実際に行う治療の内容にあわせ、保険点数を計算して費用が決まります。
初診料は初回もしくは、以前受診してから3ヵ月以上空いているときにかかります。
再診料は必ずかかる基本料金です。他にも、画像診断料・処置料、投薬料、消毒、歯冠修復など治療内容に合わせて加点していきます。
これらの合計点数が請求される費用になります。
自費診療は、100%が自己負担になります。
そのため、保険診療に比べると治療費が高くなってしまいます。
保険との違いとして、自費は使える機材や薬剤の制限がありません。状況に応じてさまざまな器材を使い、精密治療が受けられるようになります。
例えば、精密治療で知られるマイクロスコープやCT、ラバーダムは自費診療でしか使えません。細かい部分まで確認できる分、細菌の取り残しの心配がなくなり再発のリスクを防いでくれます。
歯根治療は、通院する回数によっても費用が変わってきます。
例えば、治療の進行度に応じて消毒は何度か行う必要があります。口腔内や歯茎の状況によっては回数が増え、その分費用が追加になってしまうこともあります。
具体的には歯茎が腫れている、消毒しているときに痛みを感じることがあります。
通院する回数や処置が多くなれば、費用負担が増えてしまうことも覚えておきましょう。
歯根治療の費用を、できるだけ安く抑えて治療が受けたいと思う人もいると思います。
相場よりも安い費用で治療をしている歯医者はおすすめしません。
根管治療の手順を考えると、相場よりも安い費用で治療ができるはずがありません。
相場よりも安い歯医者で歯根治療をして、細菌が取り切れていないと、再治療になり最悪の場合、歯を失ってしまうリスクもあります。
短期集中治療など、通院回数を少なくしている歯医者を選ぶと再診料の負担を減らせます。
また、できるだけ早期発見を心掛け治療を行うことも大切です。
歯の痛みを感じても、忙しいとつい後回しにしてしまいがちです。症状が進行すれば治療費用も高くなります。早期発見のほうが歯根治療までせずに済むこともありますし、自身の歯を守ることになります。
歯根治療で歯医者を選ぶポイントを紹介します。
患者さんに親身になって向き合ってくれるような歯医者を選びましょう。
歯根治療の費用は、保険・自費なのかによっても変わってきます。できるだけ費用を抑えるためにも、少しでも違和感を覚えたら歯医者に行くなど早期発見を心掛けてくださいね。また、治療が途中になることがないように計画的に通いましょう。