診療時間
09:00~12:00
14:00~19:00
  • …13:30-17:30まで

    …14:00-16:00まで

  • 休診日:火曜・金曜・祝日

〒249-0006 神奈川県逗子市逗子1丁目10-20
横須賀線逗子駅 東口 徒歩3分
京急逗子線逗子・葉山駅 北口 徒歩8分

046-887-0005

虫歯菌から歯を守る(予防歯科)

Preventive

予防⻭科-⾍⻭から⻭を守る(予防歯科)|逗⼦駅より3分の⻭医者|湘南ライフ⻭科逗⼦

徹底的な定期的なクリーニングを行う必要ってなに?

歯の表面には、バイオフィルムという複数の細菌が固まり集まって作製される膜が付着します。これが歯周病の一番の原因になります。
イメージでいうと、排水溝のネバネバやお風呂場のヌメヌメと同じヌメヌメが歯に付着します。
お風呂場のヌメヌメは薄くついた段階では、洗浄ブラシなどで簡単に除去できますが時間が経つと専用の洗剤を使わないと落ちなくなります。

バイオフィルも同じで最初の薄くつく分には、歯ブラシで除去できますが正しい歯ブラシ方法が出来ていないと分厚くなります。分厚くついたバイオフィルムを除去するにはエアフローや歯科衛生士が行う処置等が必要になります。
また、細菌が作った膜がバリアになる為浸透性のある殺菌剤配合の歯磨き粉を使わないと効果が出ません。

定期検診を4か月に一回または最低半年に一回行う事でこの手強いバイオフィルムを壊すことが出来ます。定期的に通う方が治療回数が少なく、痛い思いもしたりせず自分の歯を残せます。

定期的なクリーニング有無による歯の状態イメージ

保険と保険外のクリーニングの違いは?

保険内のクリーニングは歯周病検査が必ず必要になります。
検査を行い歯周病という病名をつけてから歯石除去や歯面研磨が行えます。
国が決めたルールには無い「ただ歯石だけをとって」や「着色だけとってほしい」という治療はルール違反になる為、保険内のクリーニングで行う事は出来ません。また処置時間も約30分ほどになります。

保険のクリーニングの流れ

保険のクリーニングの流れイメージ

この流れが決まっている為「一回だけで歯石をとって終わりにしてほしい」等への対応は行えません。

術前photo

術前写真

術後photo

術後写真

これだけ歯石や着色がついてる場合は30分では一回では取りきれません。
着色除去もブラシと粗い粒子の歯磨き粉しか使えない為歯面が傷つき再度付着します。

保険は治療・保険外は予防を目的に行っています。
多量の歯石・歯垢の除去は「細菌やバイオフィルム等の歯周病菌の除去を行い歯周病の予防」
エアフローは「歯の表面の傷をなだらかにするの為着色や歯垢の再付着の予防」
等、様々な内容があります。

保険外のクリーニングはルールが決まっていない為患者さんに希望やお口の中に合わせて行う事もできます。
歯石除去や着色除去だけではなく人間ドックの内視鏡と同じ様にマイクロスコープ使いお口の中の異常を調べる。MRIの様にCTを撮影して骨・根状態や歯の中を確認。
人間ドックは悪くなる前に悪い所が無いかを調べます。
歯科ドックでも同じ様に悪くなる前に調べることによって、壊れて処置が大きくなったり歯を失ったりする事を予防できます。

エアフローはどんな時に使うの?

床や壁を傷つけない様に効率的に高圧蒸気洗浄機を使用して汚れを取るのと似ていてエアフローは、とても細かいパウダーをジェット噴射で歯の表面に当てる事で効率的に汚れを落とします。
例えば、表面についた着色汚れやざらつきを落とすだけでなく虫歯に成りやすい歯と歯の間や器具が入りにくい場所、歯ブラシ等でついた目に見えない細かい傷をツルツルにする事も出来ます。

当院で使用するエアフローは歯面を傷をつけない物になっているので保険外補綴物・インプラント・乳歯にも使えます。

粗いペースト等を使用しなくても汚れが除去出来るので傷をつけるリスクを減らす事が出来るクリーニング方法です。

エアフロー症例

50代男性。着色を落としても短期間で広範囲に再付着してしまう。
他院で着色除去時も痛い思いをしながら行っていた。

2020年6月頃は広範囲で着色が認められる

術前写真

エアフロー後着色が除去され歯の面の傷が無くなりツヤツヤになった

術後写真

その後定期的にエアフローを行い同時にセルフケアの向上・ブリリアントモアの使用により着色の付着が改善されて行く。

2020年8月頃

術前写真

2022年3月頃

術後写真

エアフローをおすすめしたい方

  • 短期間で広範囲に着色がついてしまう方
  • 歯の面のざらつきが気になる方
  • インプラントや補綴物が入っている方
  • ホワイトニング効果を維持したい方 等

しかし、ナトリウム摂取制限を必要とする方・慢性気管支炎や喘息等の呼吸器疾患に罹患してる方・骨粗しょう症の治療を受けている方等はエアフローを行う事が出来ないので詳しくはスタッフにご相談ください。

予防歯科のメリット

  • 定期検診を受けることは、むし歯や歯周病などお口のトラブルを未然に防ぐ事になり、それは患者様の将来の歯を守ることに繋がります。
  • 病気も無いのに歯科医院に通う事は、一見医療費がかかるようにも感じます。しかしその都度大掛かりな治療を受けることと比較し、負担する費用は大幅に少なくなるということが分かっています。またトータルの通院回数も少なく済みます。
  • 治療が必要になった場合も早期の治療が可能になるため、麻酔が必要にならない事が多いです。
  • 健康な口腔内を保つ事は、口臭の予防にも繋がります。
  • お口の健康は全身の健康を守る事にもつながっています。口腔内の健康は肺炎や心疾患、糖尿病、脳こうそくなどのリスクをかなり軽減できるというデータも明らかになっています。

予防歯科でできること

メンテナンス

PMTC

PMTC

従来の歯科予防メンテナンス方法です。マイクロスコープを使用し歯垢の付着や初期虫歯・歯肉炎・歯周病を早期に発見し虫歯にならない環境を維持します。

¥16,500

GBT

GBT

予防先進国のヨーロッパで積極的に導入をされている最新のメンテナンス方法です。
マイクロスコープとエアフロープロフィラキシスマスターを使用し虫歯や歯周病・インプラント周囲炎の根本的原因の汚れを歯を必要以上に傷つけず最小限のパワーで取り除きます。

¥33,000

PMTCとは

当院でのPMTCは虫歯にならない環境を維持する目的で行っている従来のメンテナンス方法です。
マイクロスコープで口腔内を隅々までチェックをし歯科用ブラシをかけなら初期むし歯や歯垢残りや不適な補綴物・歯肉炎が無いかを徹底的にチェック致します。

※PMTC専用のメンテナンスカードをお渡しいたします。

GBTとは?

予防先進国のヨーロッパで積極的に導入をされている最新のメンテナンス方法です。
マイクロスコープとエアフロープロフィラキシスマスターを使用し虫歯や歯周病・インプラント周囲炎の根本的原因の汚れを歯を必要以上に傷つけず最小限のパワーで取り除きます。また現在の歯冠補綴された歯や健全歯・保証有効歯・未処置歯などを細かくチェックし患者様へ情報提供をしご自身で把握していただけるように行っております。

予防歯科のポイント

POINT01

評価

口腔内状況を家庭でのケアの仕方を評価

  • お持ちいただいたメンテナンスカード(緑)を確認し保証有効歯が不適になっていないか・健全歯の初期虫歯や・歯垢ほ付着量の確認・歯肉からの出血の有無・歯周病の有無をマイクロスコープを使用し一つ一つ見落としが無いようにチェックをしていく。
  • 一眼カメラやマイクロスコープで画像・動画を撮影し現状の口腔内のデーターを集め評価する。※動画や写真は毎回曜日毎に保管し次回の来院時に比較でお見せ致します。
POINT02

染出し

バイオフィルムの可視化

  • 染出し液で染出されたバイオフィルムを問題のある部位を患者様に説明する。
  • 染色がバイオフィルム除去の目安になる。
  • バイオフィルムが除去されると、歯石の検出が容易になる。
POINT03

情報提供

患者様の意識向上と指導

  • 予防の重要性を強調する。
  • 口腔衛生について患者様に指導する。
  • 個々の患者様に合わせた清掃器具を推奨する。
POINT04

方針決定

  • 評価、染出しによって得た情報を元に、次回のメンテナンス時期や方針内容を決定する。
  • 治療内容、口腔内の状態によって金額が異なります。
POINT05

エアフロー

バイオフィルム、ステイン、早期歯石を除去

  • 天然歯、修復物、インプラントには、エアフローを使用する。
  • 14μのエアフローパウダープラスを用いて、歯肉縁上、最深4mmまでの縁下のバイオフィルムを除去する。
  • エアフローパウダーを使用して、エナメル質上に残っているステインを除去する。
POINT06

スケーリング

専用の機器とフッ化物入り研磨剤を使用して、歯磨きで落とせない歯石や磨き残したプラークを中心に、全ての歯面の清掃と研磨を行い、う蝕や歯周病になりにくい環境を整えます。

POINT07

再評価

患者様を笑顔に

  • 健全歯や保証有効歯にフッ素とカルシュウム配合のホワイトバーニッシュを塗剤し虫歯予防と耐酸性を向上せて知覚過敏を抑制する。
  • バイオフィルムの取り残しがないかどうか最終確認する。
  • 歯石が完全に除去されたかをチェックする。
  • う蝕の有無を正確に歯科医師が診断する。
  • 歯面にフッ素を塗剤して保護する。
  • もう研磨は不要です。
POINT08

新たな
リコール予防

歯肉の健康=生活の向上

  • 患者様に治療の評価をしてもらう。

メンテナンスカード記入とお渡し

  • 保証有効歯・健全歯・処置歯・未処置歯を記入し現在のお口の中の状態を把握して頂きます。
  • 次回歯科衛生士指定期日までにお越しください。
    ※期限が過ぎた場合は保証が無効になります。

リコール・アポツールによる最新デジタル予約管理システム

  • 歯周病を再発させず、健康な状態を維持していくための定期的な治療のことです。
    治療が終了した後は、3~6ヶ月ごとの受診をお勧めします。

最新デジタル予約管理システム(APOTOOL & BOX)

  • 予約確認メールによるキャンセル防止
  • リコールが術後のお知らせを自動配信
  • PCやスマホから気軽に予約できる
  • 家族の予約管理もラクラク
  • QRコードで受付完了
  • 精算を待たずにアプリでお支払い

よくある質問

定期検診はどのくらいの頻度で受けたら良いですか?
3・4ヶ月または6カ月に1回を目安に受診されるのが理想です。
インプラントも予防は必要でしょうか?
インプラントは、より徹底した歯周病予防を行う必要があります。
インプラントに歯種病菌が感染してしまった場合、インプラント周囲炎を引き起こす危険性があります。
⻭を毎⽇磨いていれば、定期検診は不要ですか?
歯ブラシだけでは取り切れない汚れの影響で歯肉炎、歯周病、虫歯を引き起こす可能性があります。定期的な検診を受けて予防しましょう。
PMTCは痛みが伴う⽅法でしょうか?
基本的には痛みは伴いませんが、歯肉の炎症の状態によっては痛みが生じる場合もあります。
プラーク・⻭垢とは何でしょうか?
⻭垢(プラーク)とは、⻭の表⾯に付着するネチョネチョとした⽩⾊や⻩⾊っぽい柔らかい物質です。
これらは細菌の塊で、1mgの⻭垢には約10億個の細菌が存在していると⾔われています。
蓄積していくと口臭や虫歯、歯周病などのお口トラブルの原因になります。
セルフケアを向上させて付着させないようにすることが大切になります。
トップアイコン
Loading...