歯の豆知識
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マイクロスコープとは“肉眼の最大20倍”まで視野を拡大できる精密機器のことです。倍率は調整できるので、治療内容に合わせて最適なものを使います。歯科顕微鏡のことになり、もともと心臓外科や脳神経外科、耳鼻科、眼科などで使われているものです。
このマイクロスコープが歯科医療でも取り入れられるようになりましたが、高額な機器になるため、歯医者のなかでも全体の6%程度しか導入していないといわれています。マイクロスコープはその特性からも上下や左右が反転した状態を見ながら治療をしていきます。そのため、卓越した技術を持った歯医者さんでないとマイクロスコープは使いこなせません。
もともと口腔内は、暗くて狭く見えにくい場所です。特に奥歯になるとよく見えませんし、肉眼で判断するのは限界があります。そのため、細部の状態を把握することも難しい問題がありました。マイクロスコープは、レンズの先端にライトがついています。そのため、患部も明るく照らした状態で治療ができます。マイクロスコープを使えば症状を適切に判断したうえで処置ができるため、歯や口腔内の健康維持のためにも必要な機器になるのです。
マイクロスコープの治療は歯医者にとって、とても重要なものです。
例えば、こんなときにマイクロスコープが役に立ちます。
など、歯科治療の質を上げることにもつながります。
虫歯治療はもちろん、根管治療、歯周病、審美などのあらゆる治療に活用できます。
インプラントの治療で、フィクスチャーを埋入するときに使っているのもマイクロスコープになり、傷口を最小限に抑えて安全に治療を進められます。
マイクロスコープは、治療中や口腔内の状態を画像や映像として記録できる機能もあります。そのため、治療中に今どんな状態になっているのか、どんな治療をするのかを患者さんに説明し確認しながら進めることもできます。
歯医者に行くと、自分の治療がどう進んでいるのか、わからず不安に思われる方も少なくありません。丁寧に説明することで治療内容を確認できるのもマイクロスコープがあるからこそといえるのではないでしょうか。
マイクロスコープを導入している歯医者の、メリット・デメリットを紹介します。
歯医者にとってマイクロスコープによる精密治療は、虫歯のリスクを減らし大切な歯を守ることにもつながります。歯医者によっても保険診療なのか、自費になるのかは変わってきます。歯の治療で何度も再発している人や、できるだけ虫歯や歯周病などのリスクを減らし健康な口腔環境を手に入れたい人は、マイクロスコープを導入している歯医者を選ぶようにしましょう。歯や口腔内の長期的な健康維持にもつながりますし、肉眼では難しい精密治療を実現してくれます。